和牛甲子園
「和牛甲子園」とは
みなさんは「和牛甲子園」をご存知ですか。
和牛甲子園とは、和牛を飼育する全国の農業高校の生徒、「高校牛児(ぎゅうじ)」たちの大会で、自分たちで育てた和牛の肉質と日頃の取り組み内容を競いあう大会です。
全国には農業高校は300余りあります。その中でも畜産学科が設置されている学校を中心に、授業やクラブ活動の一環として高校生の手によって和牛が飼育されています。そのような中、全国の高校生と彼らが育てた和牛が集まり、日頃の和牛飼育の取り組みを発表し、その成果としての枝肉の肉質を競い合う大会です。
和牛甲子園を開催しているのはJA全農です。目的は次の2点です。
- 将来の担い手候補である高校生の就農意欲の向上
- 日本各地で同じ志を持つ高校生同士のネットワークを創出し、意欲と技術の向上を図ること
日本の肉牛産業を救いたい
第1回「和牛甲子園」が開催されたのは平成30年1月。そもそもの構想は、JA全農グループ内で毎年実施している新規事業企画提案制度で採用されたアイデアからでした。
肉牛農家の後継者不足は年々深刻化しています。そんな中、将来の担い手である高校生に就農意欲を高めてもらう、そんなきっかけ作りになればとの想いからでした。教育機関や東京都などたくさんの関係機機関の協力で、約3年の準備期間をかけてようやく開催されたのです。
ふじなわも、常日頃から肉牛農家が抱える問題を危惧していました。
そこで、この考えに賛同し、第1回からずっと参加し続けています。(最新開催:2022年 第5回。第6回も参加いたします)
ふじなわは、これからも日本の畜産を応援し続けます。