牛肉仕入れ実績

これまで私たち「ふじなわ」が仕入れてきた日本国内の主な牛肉ブランドをご紹介します（順不同）。
全国各地の生産者からブランド牛を仕入れることが可能です。

横濱ビーフ（神奈川県）横濱（よこはま）ビーフ：肉文化発祥の地である神奈川県で丹精こめて育まれた神奈川県産高品質牛肉。黒毛和種で肉質等級がA5、A4、B5、B4以上のみ。餌に統一の基本配合「横濱ビーフＡ」を使用することで各生産農家の肉質・風味を均一に保っています。また、基本配合に「おから」（とうふ粕）等を加えた独自の自家配合を給与して育てます。

仙台牛（宮城県）仙台牛（せんだいぎゅう）：全国で唯一、肉質等級が最高の5に格付けされないと呼称が許されないブランド牛肉。霜降りと赤身のバランス、きめの細かさなど厳しい基準をクリアし、最高ランクに格付けされた牛肉だけが「仙台牛」の称号を得ることができます。宮城県では年間およそ20,000頭が食肉として出荷されていますが、うち仙台牛の名で出荷されるものは、そのおよそ4割です。

松阪牛（三重県）松阪牛：その定義は黒毛和種、未経産の雌牛、松阪牛個体識別管理システムに登録されていること、松阪牛生産区域（旧22市町村）での肥育期間が最長・最終であること、生後12ヶ月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域内に限る。以上の条件をすべて満たし出荷されたものが松阪牛。ちなみに「まつさかうし」「まつさかぎゅう」のどちらも正しい読み方。

サロマ和牛（北海道）サロマ和牛（さろまわぎゅう）：トップファームグループが商標登録しているブランド牛で、初生牛の買付けから出荷まで、一軒の生産者で行っている貴重な和牛。肉質はキメ細かく上質で、筋肉の間に脂肪が交雑し、いわゆる「サシ」「霜降り」と呼ばれる状態になるのが特長。この「サシ」「霜降り」が入ることによって、肉はとても柔らかい肉質になり、豊かな風味が口の中に広がっていきます。北海道北東部、佐呂間地区で繁殖～肥育まで一貫生産。

ふらの和牛（北海道）ふらの和牛（わぎゅう）：北海道富良野盆地で育った黒毛和種「ふらの和牛」は谷口ファーム一社で生産するブランド和牛。独自研究を経て、最高の肉質と脂のうまみを実現。一番のこだわりは脂の質。北海道産、独自ブレンドの飼料が「肉のうまみ」と「脂のうまみ」を最大限に引き出します。融点が低く、食べた瞬間に全体に広がる口溶けの良い脂身が特長。

みついし牛（北海道）みついし牛（ぎゅう）：JAみついしの生産者を中心に、組合員約20戸で出荷する黒毛和牛が「みついし牛」。素牛育成から肥育までの一貫肥育経営。生まれてから出荷まで約30か月間豊かな自然環境の中でストレスをかける事なく愛情を込めて育成。配合飼料も全戸統一した「名人」を使い、安全・安心・高品質な生産体制。柔らかな食感・甘み（旨み）のある脂肪・あっさりとした味わいが特長です。

つべつ和牛（北海道）つべつ和牛（わぎゅう）：つべつ和牛は北海道の内陸部に存在する人口わずか5000人程度の小さな町・津別町で肥育されているブランド和牛。黒毛和種で津別町で肥育されていること、出荷時には750キロ以上の体重があることが条件で、出荷月齢は28ヶ月以上となっています。出荷数自体が年間300頭程度と、それほど多くなく、希少性もあって買参人の中では高い評価を集めています。

北海道ゆうべつ産黒毛和牛（北海道）北海道ゆうべつ産 黒毛和牛（くろげわぎゅう）：オホーツク海に面しサロマ湖西部に位置する湧別町のブランド牛。

ナミキ和牛（青森県）ナミキ和牛（わぎゅう）：青森県七戸にある肉牛の肥育牧場・金子ファームで育てられるナミキ和牛（黒毛和種）。青森県の八甲田山を望む自然の中で「おいしい水」「きれいな空気」「衛生管理」「オリジナルの飼料」を用いて育つブランド牛。和牛ならではの風味と霜降りが特長の口どけの良い牛肉です。すき焼きに最適です。

いわて牛（岩手県）いわて牛（ぎゅう）：東京食肉市場で開催される全国肉用牛枝肉共励会において、全国最多11回の日本一に輝いている日本最高級のブランド牛。牛の品種は黒毛和種であること。肉質等級が「3」以上で、かつ歩留等級が「B」以上であること。最長の飼養地が岩手県であり、最終の飼養地が岩手県であること。そして、いわて牛普及推進協議会会員出荷団体より出荷されたもので あること。

前沢牛（岩手県）前沢牛：岩手県奥州市前沢に住所を有する者及び前沢に所在地のある法人が前沢内で肥育し生産した牛で、岩手ふるさと農協協同組合を経由して販売された黒毛和牛。肥育期間は生産者が１年以上飼養した牛で、出生から屠畜までの期間内において前沢での飼養期間が最長で、最終飼養地であること。肉質等級はA4以上。読みはまえさわうし、まえさわぎゅうどちらでもよい。

いわて奥州牛（岩手県）いわて奥州牛（ぎゅう）：平成18年に水沢牛・胆沢牛・衣川牛・金ケ崎牛の4銘柄が統一して誕生。定義はJA岩手ふるさと管内で飼育された黒毛和種で、農協を経由して出荷したものの中でも日本食肉格付協会の肉質等級が４及び５等級に格付された牛肉。年間出荷頭数約1800頭、4・5等級率75％、東京食肉市場を中心に上場販売しており、仲卸や買参人から脂肪の良さと肉のキメの細かさは大好評です。

伊東牧場の黒毛和牛（宮城県）伊東牧場の黒毛和牛（宮城県）：宮城県登米市にある伊東牧場の黒毛和牛。

山形牛（山形県）山形牛（やまがたぎゅう）：山形県内において最も長く育成・肥育され、かつ最終飼養地が山形県内である未経産及び去勢の黒毛和種。公益社団法人日本食肉格付協会が定める肉質４等級以上のもの。ただし、1の条件を満たし、肉質が3等級についても同様に取り扱う。それがいまや全国屈指の黒毛和牛として高い人気を誇る「山形牛」です。

福島牛（福島県）福島牛（ぎゅう）：福島県内で飼育・生産された黒毛和牛のこと。色鮮やかで良質の霜降りを持ち、風味豊かでまろやかな味わい。特に肉質等級4等級以上のものは「銘柄福島牛」として県産牛肉の最高ブランドに位置。細かく入ったサシとのバランスが絶妙な上質な肉質。脂はオレイン酸を多く含み融点が低いため口どけがよく、さっぱりとした甘みのある味わいが特長です。

あだたら高原酵母和牛（福島県）酵母和牛（こうぼわぎゅう）：國分農場有限会社は日本古来からある発酵、熟成の技術を用いて畜産廃棄物の堆肥化、食品廃棄物の飼料化を行い、酵母和牛を育てています。日本酒の酵母を発酵させた栄養タップリの飼料で育てられているのが、福島県のブランド牛「あだたら高原酵母牛」。酵母牛の肉は味がやさしく、肉質が良く、アクやにおいは少なく、スッと切れるやわらかさを持ち、鉄板焼き・すき焼き等、どんな調理でもおいしく食べられます。

あかぎ和牛（群馬県）赤城和牛（あかぎわぎゅう）：赤城牛の中でも黒毛和種（黒毛和牛）のものを指し、濃厚な赤身と、上品な脂のバランスに優れています。とろける脂と赤身の旨味が特長です。赤城牛とは、黒毛和種（黒毛和牛）と乳用種を交配し、病気になりにくく、良好な肉質で風味が良いことが持ち味。

上州かとう牛（群馬県）上州かとう牛（じょうしゅうかとうぎゅう）：群馬県のブランド和牛である上州牛。中でも群馬県太田市に6000頭を超える高品質な牛を飼育している株式会社加藤牧場の黒毛和牛が「上州かとう牛」。牛舎も非常に清潔で、常に綺麗な水と飼料が与えられており飼育環境にこだわった経営。A4、A5ランクの高級和牛を安定して生産する加藤牧場は、海外輸出用牛肉の指定農場となっている安心の大規模牧場です。

与一和牛（栃木県）与一和牛（よいちわぎゅう）：栃木県大田原産、A5ランクの黒毛和牛肉に与えられた商標。オレイン酸・MUFAなど、体に良い脂肪酸を多く含んだ最高峰の黒毛和牛肉です。

とちぎ和牛（栃木県）とちぎ和牛（わぎゅう）：栃木県内の指定された生産者が丹精込めて育てた黒毛和牛で品質の格付が上位の限られたもの（格付等級A・Bの4・5等級〔5等級が最高級〕）のみに与えられるブランド。全国規模の品評会で最高位賞を何度も受賞するなど、正に“日本一”の銘柄牛です。肉質が柔らかく、味覚も優れた霜降り肉。肥育技術の研究の成果で、前沢牛や松阪牛にも劣らない高級牛として高い評価を獲得。

武州和牛（埼玉県）武州和牛（ぶしゅうわぎゅう）：「埼玉県産の和牛を広めたい」との思いで、平成13年より黒毛和牛の導入を開始、平成15年に商標登録されて誕生した和牛ブランド。柔らかい鮮紅色の赤肉の中にキメ細な風味ただようサシが入った見事な霜降り牛肉。口に含めば柔らかい舌触りに上質な脂肪の香りが絶妙に溶け合い、醸し出すまろやかさ。また噛めば噛むほど味を生むコクの深さが特長。

花園牛（茨城県）花園牛（はなぞのぎゅう）：茨城県の高萩地区で肥育されている、知る人ぞ知る最高級のブランド和牛。茨城県JA茨城ひたち管内の高萩市で育られていること、産まれてから24ヶ月以上の肥育期間や良質な飼料が与えられた牛であること、肉質格付けランクが4等級以上であることが、その定義。流通量が少なく、希少価値が高い。

常陸牛（茨城県）常陸牛（ひたちぎゅう）：茨城県が誇る銘柄牛。指定生産者の磨かれた飼育管理技術と厳選された飼料により、30ヶ月にわたり育てられた黒毛和牛の中から、食肉取引規格A、Bの４と５等級に格付けされた最高級ブランド。リブロース・サーロイン・ヒレ・ランプの部位は赤身に程良く脂身の入った柔らかい霜降り。肩ロース・ももは薄切りにして、焼肉やすき焼きで食べるのに向いています。

かずさ和牛（千葉県）かずさ和牛（わぎゅう）：上総の自然で育った、霜降りでもあっさり食べられる牛肉。一般的な霜降り牛肉は脂がしつこく、苦手だという方も少なくありませんが、かずさ和牛は融点が低くあっさりとした脂質が特長で、たくさん食べても飽きのこない、さっぱりとした牛肉です。

しあわせ満天牛（千葉県）しあわせ満天牛（しあわせまんてんぎゅう）：和牛本来の品質（サシ、脂質）を追究し、血統・飼養管理にこだわっている千葉県のブランド牛です。

甲州牛（山梨県）甲州牛（こうしゅうぎゅう）：山梨県で飼育された黒毛和種肥育牛の中でも4等級もしくは5等級に分類される山梨を代表するブランド牛。毎年300頭近い数しか出荷されないことから流通数も少なく、地元を中心に流通しているので山梨県外で甲州牛を見るのは珍しいことから幻のブランド牛とも呼ばれています。甲州牛を食べるためには山梨県の高級店に行く以外なかなか無く、甲州牛を食べるためにわざわざ山梨県を訪れる人も多い。

甲州ワインビーフ（山梨県）甲州ワインビーフ：果樹王国山梨、ワイン王国山梨が生み出したブランド牛肉。ワインを搾って残ったブドウ粕をメインに安心の飼料を食べて健康に育った牛。ブドウ由来の飼料を使うことで、ブドウに含まれるタンパク質を分解効果のある酵素で肉質は柔らかくジューシーになり、肉に甘みと強い旨みが加わります。ポリフェノールの抗酸化作用で酸化に強い牛肉となり、食卓で食べる瞬間まで柔らかい肉質が持続することも特徴です。

しずおか和牛（静岡県）しずおか和牛（わぎゅう）：「しずおか和牛」は静岡県、JA経済連、静岡県下の農協、食肉事業連合会、畜産協会、卸売業者で協議を重ね、静岡県の和牛ブランドとして改めて県外はもとより海外へ展開していく事も視野に発足した和牛ブランド。そのうち、肉質等級が５等級に格付けされた特に優秀なものだけが「頂上」を冠することを認められます。

能登牛（石川県）能登牛（のとうし）：石川県内の生産から販売・流通に至る関係団体で構成する「能登牛銘柄推進協議会」が認定した黒毛和種。定義は黒毛和種（血統が明確であるもの）で、石川県内が最終飼養地で、石川県内での飼養期間が最長、肉質等級はA3以上またはB3以上。和牛のオリンピックとも呼ばれる「第9回全国和牛能力共進会」でオレイン酸の含有率が最も多く、脂肪の質に優れていたので「特別賞」を受賞。

鳥取和牛（鳥取県）鳥取和牛（とっとりわぎゅう）：5年に一度開催される和牛の全国大会「全国和牛能力共進会」で2017年、肉質の日本一（第7区肉牛群1位）を獲得。評価されたのは3人の肥育農家が育てた牛の肉で、いずれも県を代表する種牛「白鵬85の3」の子。この種牛は鳥取和牛だけでなく、日本各地のブランド牛のルーツとなった「 気高けたか 」の血統。鳥取和牛の歴史は長く、平安時代に遡る。

福嶋牧場　阿智須牛（山口県）阿知須牛（あじすぎゅう）：山口県山口市にある福嶋牧場が肥育した黒毛和種の牛を福嶋牧場・あじすが仕入し、販売を行う牛が「阿知須牛(あじすぎゅう)」。あじす牧場株式会社の登録商標。約2年間、ストレスなくリラックスして過ごせる環境にて1頭1頭の性格を見極めながら手塩にかけて肥育された牛。日本一の肉牛として全国数々の賞を受賞。味のすばらしさ、黒毛和牛の旨味が濃く風味豊かな肉は「肉の芸術品」として市場関係者から賞賛されています。

萩まつなが和牛（島根県）萩まつなが和牛（はぎまつながわぎゅう）：株式会社松永牧場の県外進出第1号として山口県萩市において1700頭体制でスタートしました。平成26年7月、SGSジャパン株式会社よりJASの認定を受け、松永牧場グループの一員としてJAS牛の出荷を始めています。

まつなが和牛（島根県）まつなが和牛（わぎゅう）：日本一の黒毛和牛を決める大会（全国肉用牛枝肉共励会）で、2015年と2020年の2度に渡り名誉賞に選ばれた島根県益田市にある松永牧場の黒毛和牛「まつなが牛」。餌にこだわ、生後９か月以降、干し草を食べさせ、飼料はとうもろこしや大麦などの濃厚飼料などの粗飼料。牛肉の旨みに欠かせない大豆や豆腐の副産物おから、焼酎の副産物であるもろみなどを与え、牛を健康に育てることを心掛けています。

豊後ファゼンダ牛（大分県）豊後ファゼンダ牛（ぶんごふぁぜんだぎゅう）：大阪の市場の大きな品評会で何度も入賞経験のある有限会社ファゼンダ・グランデ（大分県玖珠郡玖珠町）のブランド牛。令和3年の大阪市食肉市場で開催された第17回全日本牛枝肉コンクールでも最高賞の名誉賞を受賞（出品牛142頭の頂点）に輝きました。

宮崎牛（宮崎県）宮崎牛（みやざきぎゅう）：宮崎県内で生産肥育された黒毛和牛で、日本食肉格付協会が定める格付基準の肉質等級4等級以上のもの。なんといっても霜降り肉にその真髄がある。舌触り、他の牛にはない滑らかさと芳醇なコク。ジューシーでいて上品、口の中に入れた瞬間にとけていく霜降りと赤身のバランスの良さが際立つ。独特のクセや臭みはなく、赤身は適度に締まっていて、サシは非常にキメ細やかに美しく入る、まさに牛肉の至宝。

西郷どん牛（鹿児島県）西郷どん牛（せごどんぎゅう）：鹿児島県産和牛でHNKドラマ『西郷（せご）どん』にちなんだブランド牛。特別にランクの高い牛にのみ与えられる銘。貴重な牛。厳選された黒毛和牛は脂の融点が低く、細やかな霜降りのため、お口に入れた途端溶けてなくなる。

北さつま牛（鹿児島県）北さつま牛（きたさつまぎゅう）：鹿児島県は、温暖な気候で広大な畑地に恵まれた全国有数の畜産県。中でも黒毛和種飼養頭数は全国一で、全国に占めるシェアは約２割にも及びます。その中でも、鹿児島県北部で育ったブランド黒毛和牛が「北さつま牛」です。安心・安全を掲げる「北さつま牛」は、肉質のきめが細かく、融点も低いため、黒毛和牛本来の旨みが味わえると、各方面から高い評価を獲得しています。

のざき牛（鹿児島県）のざき牛（ぎゅう）：鹿児島県産黒毛和牛（徳之島）の肥育に特化した「農業生産法人のざき」で丹精込めて育てられたプレミアム和牛。日本初の「個人名を冠したブランド和牛」としても有名。肉の甘みが上質で柔らかく、その品質の高さから世界中から引っ張りだこ。東京食肉市場･全国肉用牛枝肉共励会で平成18年「最優秀賞」、19年「名誉賞」受賞。2年連続最高賞受賞の快挙は全国肉用牛枝肉共励会史上初。